一人旅では、宿泊代はなるべく安く済ませたい方は多いのではないでしょうか?
ただ一方で、立地や安全面、清潔さも妥協せず選びたいところ。
8月にフィンランドを一人旅した時に宿泊した、首都ヘルシンキにあるホステル”Eurohostel”が良かったのでご紹介します。
“Eurohostel”がおすすめの理由
“Eurohostel”が一人旅におすすめの理由を5つご紹介します。
①立地が良い
②清潔に保たれている
③値段が良心的
④シングルルームがある
⑤友人ができる
⑥荷物の預かりサービスがある
立地が良い
“Eurohostel”は、カタヤノッカというヘルシンキ中心部の東部の地域にあります。
具体的には、中心部にあるヘルシンキ中央駅から徒歩30分程度(約2km)の場所です。
中心部まで歩いていける距離というのも魅力的ですが、もう一つ立地が良いと言える理由があります。
それは、フェリー乗り場まで徒歩5分ほどで行くことができるという点です。
ヘルシンキとエストニアの首都タリンを結ぶフェリーの発着港がカタヤノッカにあります。ヘルシンキからタリンまでフェリーで2時間~3時間の距離のため、ヘルシンキから日帰りでタリンに行くことができ、早朝にヘルシンキを出発し、夕方にタリンを出発するフェリーに乗るケースが多いと思います。
出港の1時間前までにフェリー乗り場に到着しておく必要があるため、宿からフェリー乗り場までの距離が近いととても便利です。
清潔に保たれている
予約サイトの口コミを見ても、「清潔」というコメントが多いのが”Eurohostel”の特徴かと思っています。
実際に、部屋はもちろん、共同スペースであるキッチンやシャワールーム等も清潔に保たれていました。
きちんと掃除してくださる方がいるのが理由の一つだと思いますが、その他、宿泊客のモラルの高さも理由ではないかと思っています。キッチンを利用していた他の宿泊客が、使用したキッチン道具を丁寧に洗剤とたわしで洗い、こぼれたものはゴミ箱に捨てるという当たり前のことを当たり前に行っていて、「立つ鳥跡を濁さず」ということわざのような行いを自然と実践している宿泊客が多いのではないかと思いました。
値段が良心的
税金の高い国で、しかもシングルルームでしたが、6泊素泊まりで55,000円でした!
とても良心的な価格設定だと思います。
シングルルームがある
ホステルによっては、知らない人との相部屋しかない宿もありますが、”Eurohostel”では、相部屋もあるものの、シングルルームやツインルームも用意されています。
初めての女子ひとり旅だったのでセキュリティ面での不安は最小限にしたかったこと、6泊だったのでプライベートな空間が欲しくなることが予想されたことから、私はシングルルームを選びました。
友人ができる
海外の友達を作りたいという方は多いのではないでしょうか?
ホステルであれば、ホテルに泊まるより、他の宿泊客と接点が増えます。
実際に、同じフロアに宿泊していたスペイン人2人と友達になれました!
ホステル内ですれ違うと、お互い”Hi”と言うのですが(ホステルに宿泊するのは今回は初めてだったので、世界共通なのか、このホステル固有なのか不明です)、私の場合は、挨拶から会話に発展し、今夜の夜ご飯を一緒に共同キッチンスペースで食べないか誘ってもらい、翌日のランチも一緒に食べるほど親睦を深めることができました。Instagramのアカウントをお互いフォローしていて、お互いの国に行く際には連絡を取り合うことを約束しました。
荷物の預かりサービス
日本からヘルシンキへの直行便の飛行機に乗ると、ヘルシンキに早朝に到着するためまだ宿のチェックインはできません。
ただし、”Eurohostel”では荷物の預かりサービスがあるので、身軽な状態でチェックインの時間まで観光を楽しめます。
基本的には鍵が閉まっている部屋が1階奥にあり、荷物を預ける際に受付の方が鍵を解除してくれます。
注意点
おすすめのホステルではありますが、宿泊する中で感じた注意点もあるので、以下参考にしていただければと思います。
シャワーのお湯の温度を調整できないことがある
海外のホテルでよくあることですが、希望の温度でシャワーのお湯がでないことがあります。ちょうどよい温度でお湯が出ることもありますが、水や少し熱めのお湯が出ることもありました。
シャワーの電気が消えることがある
女性用シャワールームには個室が3つ並んでいますが、真ん中の個室に入ることをおすすめします。
シャワールームの天井の真ん中に人感センサー型の電気が1つついていて、端の2つの個室で長めにシャワーを使用していると人がいないとみなされたのか電気が切れてしまいましたが、真ん中の個室に入った時は電気が切れませんでした。
シャワールームでの置き場はほとんどない
小物を置けるような小さな台がシャワールームの個室内にありますが、服を置けるようなスペースはありません。
最初のうちは、着替えを入れたナップザックとハンガーを持ってシャワールームに行き、シャワールームの個室のドアにハンガーをかけてナップザックを吊るしていましたが、途中から、部屋で服は脱いでバスタオルを巻き、直接シャワールームに行くスタイルに変更しました。各フロアに男女それぞれのシャワールームがあり、部屋からシャワールームまでの距離が近かったのでできました。
他の宿泊客が、部屋からバスタイルを巻いていくスタイルだったので、私も真似してみたのですが、荷物の問題が解決してストレスフリーでした。
まとめ
“Eurohostel”は、立地、清潔さ、値段、ルームタイプの豊富さ、施設環境、荷物の預かりサービスありという理由から、ヘルシンキ一人旅におすすめの宿泊施設です!
ヘルシンキに行かれる方の参考になれば嬉しいです。